蚊(PS2)

とうとうゲームレビューもプレステ2に突入!
ひとつ言っておきますが、私はプレステ2持ってません。とほー。

「蚊」は、ほのぼのアクションゲームだと思ってました!
でもやってみると、フライトシュミレーションのようでもあり、
対戦格闘のようでもあり、アドベンチャーのようでもあり。
なんだかごった煮状態でなかなか面白いのです。

まずはオープニングのナレーションを聴きましょう。いいですねー。
ちなみに、私はこういうナレーションなどは欠かさずに聴いてます。
何故かというと、オープニングで楽しまないと元が取れないようなゲームばかり…じゃなくて
オープニングが面白いゲームばっかりやってるからです。
内容がつまんなくてもオープニングはマシなゲームも多いので要チェック。

まず最初の面!簡単です。でも面白いです。
これならオープニングで元を取らなくても大丈夫です。
操作はぐりぐりレバー中心に行いますが、血を吸う時の操作がいいです。
皮膚に着地したら、右ぐりぐりを一回押して針を刺してから、回して吸います。
この、一回押すのが、「刺すぜー!」って感じでなんだかステキです。
それに、ぐりぐりレバーをこんなに使うのは「俺の料理」以来です。

2面、3面と面を進めていくと、なんだか雲行きがアヤしくなってきます。
山田さんちの長女、麗奈が「レナキック」などを練習してるし、殺虫灯も買っちゃってます。
田舎暮らししてる人じゃないとあまり見かけないと思いますが、殺虫灯は青い光で虫をおびき寄せて
まんまと寄ってきたのを高圧電流で殺してしまう恐ろしい機械です。
あの機械がバチッというたびに命が一つ消えているのです。なむ…。

!この辺すこしネタバレあり要注意!
レナキックはともかく、他にもバルサンみたいの焚いてたり、床も殺虫剤散布してあるし、
お父さんの健一は頭に蚊取り線香焚いてるしなんだかものすごいです。
ラストに近くなってくると、健一が必殺技「ケンイチ・ザ・ミラクル」とか波動拳まがいの技を放ってくるし
またそれが、気功だからかどうかはわからないけど障害物を透過してくるので強いです。
技の前置き、「この技だけは使いたくなかった…」が超面白いのでぜひ聞いてやって下さい。
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つーか、途中からこのゲームは対戦格闘です!山田家の人々の家族会議もそれっぽくなってきます。
家中バルサンとかの煙だらけだし、山田家の人々はマジ本気モードです。
それでも血を吸う蚊はすごい!普通なら諦めるだろっていうか死ぬと思う。

このゲームをすると、変に首筋がかゆくなったり、
殺虫剤なんか意味ないんじゃないの?っていう無力感に襲われます。
みんなもPS2と蚊を持ってる友達の家でぜひプレイしてみよう☆


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