メールプラーナ(PS)

プレステで発売されているシュミレーション(なのか?)ゲェムです。
株式会社ガストという、普通の皆様にはあまり聞きなれない会社が発売していますが、
この会社はクソゲーの「火竜娘」なども発売しているので、クソゲー好きな人は要チェックの会社です。

ではゲーム内容です。
このゲームは、どうやらどこかの高原の遊牧民族の暮らしをシュミレートしているようです。
その遊牧民族は、「グラーマ」という5人ほどのまとまりで行動し、「グラーマニー」というリーダーが統率しているようです。
しかし、「グラーマ」の説明に「これは、従来のゲームでいうところのパーティーにあたります。」
と書いてあるのが、新しいゲームを創造しようとしているのか、普通のゲームと一味違うといいたいのかわかりませんが、
無駄にプライドを感じてかなり笑えます。

他に、戦闘方法や普段のコマンド実行の仕方、キャラクターの相関図などが説明書にありますが、
はっきり言って、読んでもイマイチわからないのでゲームを開始します。

まず、自分が操作したいパーティー・・じゃないか、グラーマを選びます。
私は、主人公格の「アディティー(女)」の率いる3人組を選びました。
最初はどのパーティー・・じゃないか、グラーマも3人ですが、探索などで5人に増えます。
まず、通常のコマンドは、「探索」「戦闘」「作戦交換」「売買」「信頼度を下げる」などから選べます。
とりあえず、普通のシュミレーションっぽい感じがしないでもありません。
適当に探索などでメンバーを増やしつつゲームの雰囲気に慣れていきます。

しかし・・。「売買」コマンドで他のグラーマに出かけたアディティーが捕らえられて帰ってこない。
泣く泣くガルドをリーダー・・じゃないか、グラーマニーにする。
アディティーはその後、相手のグラーマの捕虜からメンバーになってしまい、すっかり敵に。がーん。
このゲームでは、ある状況下で、誰かと誰かが会うと起こる会話イベントが死ぬほど用意されているので。
そのアディティーが捕らえられたグラーマとの戦闘では、娘のポーリーと和やかにお話をしたあとに死闘を繰り広げます。
ていうか。そう。死闘なのです。
戦闘シーンは、どうみてもドラゴンボールばりのアクションの連続
これは、地球外の遊牧民族のお話か、そうでなければ高原では物理法則が違うとしか思えません。
で、勝ったほうは捕虜を捕らえたり出来ます。親子が引き裂かれようと、恋人が引き裂かれようと関係ありません。
すぐに敵同士になって死闘を繰り広げます。
しかも、助言を与えてくれる女の子キャラがいるのですが、この子がまた、
「今年は牧草が少ないから、グラーマを2つまで減らすしかないね」
などという、血も涙もないことをさらりというので、戦闘でグラーマをつぶしたりしないといけません。

遊牧民族って、こんなに苦労して牧草地を手に入れてるのかなぁーという不思議な感慨が生まれます。
遊牧民族のみなさんすいません、私の遊牧民族に対する認識はかなり間違ってました。

他に、「ヴリドラ」という、どうみても対地上用衛星レーザー砲っぽい攻撃をする生物(?)に怯えたりして
かなりの苦労をしながら遊牧民族を楽しめます。
4人まで同時プレイができるので、まあそれなりにオススメです。
中古で1300円くらいでした。


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