迷宮組曲(FC)

ハドソンのファミコンソフト、迷宮組曲。アクションゲームです。
大変お洒落っぽいタイトル同様、中身も結構お洒落です。
お城があって、部屋ごとに面があって、ボス倒して階上へ…。のような構成になっています。
これで難易度がクソゲークラスでなければ、文句なく誰もが認めたハズ…。
でも私は認めてるヨ!クリアするのに半年くらいかかったけどね。
小学6年生の時に友達に借りてやりました。

では迷宮組曲スイッチオンです。
タイトル画面で、Aボタンを押すと「ぴろりん」って音がして、画面上部中央の数字が増えます。
とりあえず連打すると、どんどん増えます。なに、コレ…?
連打速度測定装置です!なんでこんなのがついてるんだろう。とか思ってはイケマセン。

まず、迷宮組曲発売当時の状況を考えてみましょう。
このゲームは1986年に発売されています。ところで、その半年ほど前に「スターソルジャー」が発売されています。
スターソルジャーは私も大好きなソフトですが、連射がとても大切なゲームです。
このゲームのために、私が連射パッドを購入したのだから、大切ぶりがわかります。
このゲームで一躍有名になったのが、高橋名人です!
一秒間に16連射とか、ゲームは一日一時間とか、知らない人はいないはずです。
あと、毛利名人とのスターソルジャー対決とか、ファミコンウォッチの連射測定とか。知らない人は…いるか、やっぱり(笑)
とにかく、連射がフィーバーしてしまったので、迷宮組曲に連射測定をつけたんだろうと。
私は勝手に想像しています。でもたぶんそうだと思う…。

で、高橋名人はゲームは一日一時間とかおっしゃっていますが、
迷宮組曲を一日一時間でクリアするのはスーパー難事業です。普通の人には無理です。
なにせセーブがないんだから。コンティニューもないですが、裏技を使えばコンティニューできます。

迷宮組曲は、お金を貯めてアイテムを買う要素があって、なかなかステキです。
体力や情報も買えるのですが、無駄遣いしてると必須アイテムが買えなくなるので買わないほうがいいです。
なにせ、お金は出現場所が決まっているので、一定以上は出ません。
体力は目盛式になっていて、敵に当たってもすぐには死にません。でも残機はないので気を付けましょう。
迷宮組曲の主人公ミロンは、敵に当たった直後の無敵時間がないために、狭い所で敵と同居すると
瞬く間に体力が減っていきます。これも難しさの原因かなぁ…。

迷宮組曲の何がステキって、ボーナスステージが一番ステキングです!
これは、特定のブロックを頭突きすると出てくるのですが。
ステージ構成は、足元が五線譜になってて、そこから、♪、♯、♭などの記号が出てきます。
♭を取るとマイナスで、♯を取るとプラスでっていう感じなんですが。
音楽がいいのでぃす!
最初のボーナスステージはドラムのみの演奏なんですが。次はシンバル、次は…なんだったかな?(笑)
とにかく、だんだん楽器が増えていって、最後には(当時としては)超かっこいい音楽になるのです!
ストーリが、「失われた楽器を集めろ」って感じなので、要するに集まってるわけです。楽器が。イイネ!

お金を集めてアイテムを買って、今まで行けなかった所へ行って、進んで、ボスを倒して階上へ。
よく出来ているゲームです。でも難易度は高いです。
ボクは昔のファミコンゲーマーだから、難易度なんか気にしないんだヨ。大魔界村もヨユーだね。
っていうナイスガイはぜひチャレンジしてみて下さい。面白いです。
普通のゲーマーでも、三階くらいまでは進めると思うのでやってみよう!面白いヨ!
ちなみに、16連射ってナニ?っていう若者にはお勧めできません…(笑)


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