MOTHER(FC)

MOTHERは、私が今までやったなかで一番のゲームです
(何がどう一番なのか自分でもよくわかりません)

まずどんなゲームかですが、RPGです。糸井重里がプロデュースしてます。
普通のRPGと違うところは、まず世界観。
普通、中世ヨーロッパあたりのイメージですが、MOTHERは 現代の北欧あたりが舞台になっています。
お金は、敵を倒すとすぐ手に入るのではなく、あとからお父さんに電話すると
お小遣いという形で キャッシュディスペンサーに振り込まれるので、
これをキャッシュカードでおろして使います (終盤お金が死ぬほど余り、父の常識を疑います)。
それから、乗り物がたくさんあったり、斜め歩きが出来たり、 マップと街の区別がなかったり、敵が見えたりとまぁ、色々普通と違います。

MOTHER最大の見世物 は、ジャーン!!テレポーテーションです (見せ場じゃないのがポイント(笑))。
主人公の少年少女はサイコキネシスが使える設定で、テレポーテーションが使えますが。
これがまた、超能力もラクじゃないんだなぁと実感できる代物。
このテレポーテーションには、長い助走が必要で、しかも高速。
途中で障害物にぶつかると、黒焦げになって失敗に終わります。
木なんかにぶつからないように下調べしたのに、移動してきた歩行中のおばあちゃんなんかに 激突して
黒焦げになった時の感じは言葉では言い表せません (しかもバグったかのように一瞬画面が止まるので2度悲しい)。

そして、MOTHERのシュールさが一番際立ってる所は、ジャーン!!チケットの半券です!
砂漠で遊覧飛行機に乗ると、チケットの半券が一人一枚貰えます。
このときは3人パーティなので、 半券は1度に3枚貰えることになるわけです。
これを10枚ためると、 戦車に乗れます。
ね、わかります?3枚づつ貰うので、絶対2枚余るんです。あとで捨てますが。
こんな感じで、妙に現実感があるようなないようなゲームです。
が、ストーリーもなかなか泣けます (むしろ私はイヴが死ぬとこで泣きました)。

パッケージが赤くて怪しい (小学生の頃の私は、絶対エロゲと思ってました) ですが、ぜひ買って1度はプレイしてみましょう♪


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